2019-03-28 予感 いつかは音もなく 羽のような軽さで 北の方へ向かう 雪の花が舞い散る 間違い探しを 続けるのに飽きても 答え合わせは 永遠にできなくて うつる心たゆまぬように 僕は背中を触る これが進む道だとは 誰もわからないままで いつかは息もなく 水のような仕草で 地下の方へ向かう 闇の中辿り着く 埋め合わせを 勘違いにまかせて いたちごっこが 永遠に終わらない 流す涙止まらぬように 僕は頭を叩く これが生きることだとは 誰もわからないままで